読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

もえぎの忘備録

過去関心空間でのキーワードです

DEBORAH TURBEVILLE 過去を旅する女たち

書籍

の画像

『過去を旅する女たち』

デボラ・ターバヴィル写真集

1985年11月15日第一刷 PARCO出版局 

記憶より記録 というとおり

私の曖昧なうすぼんやりとした霧の中の画像を確認したく

廉価な価格に惹かれてこの写真集を古書購入してみました。

続きを読む

小林かいちの絵葉書・絵封筒

美術

時間に余裕ができたので 

軽い気持ちで立ち寄った展覧会

おもいのほか魅入る図柄が多くバラエティに富む

マットで中間色の古風な色遣いが新鮮に感じられた

 

国書刊行会より

実物大よりも大きな図版が多く掲載された図録

『小林かいちの世界』山田俊幸他編 が刊行されているので

こちらでゆっくり鑑賞できる

続きを読む

Powell Flutes Japan

人名・団体名

人の息が吹き込まれて初めて音を奏でる管楽器

殊に フルートの起源ともいわれるパンフルート

神話によれば 束ねられた葦を吹き渡る風であったとか、、、

アンデスの縦笛ケーナも 葦や人骨で作られたといいますから

気を動かす という意味で 

笛が古くから呪術や神事に用いられてきたのも納得できます

さてさて このフルート

はじめは木製だったことから 木管楽器に分類されます 

このところの吹奏楽ブームも相まって

N響アワー等でも 管楽器がスポットで取り上げられるようになりました。

続きを読む

フョードル・ソログウブ『影繪』

書籍

の画像

画像:フョードル・ソログウブ 大正元年九月十日再版 新潮社 『毒の園』昇 曙夢譯

 

『影繪』 前田晁譯 精華書院 大正11年刊

 書籍にうずもれた茅屋にて

たった一度だけ眼にした濃紺沈色の厚表紙の本

 その譯者序には朱色の文字でこうあった

 

       この書の読者が少年諸子である場合を慮る。

  少年諸子はあまり深く人生の意義を思って

  考え深くなる当然の結果、

  憂鬱な気分に陥りはしないかと虞れる。

  少年諸子はあまりに魂をしめつけられてはならない。

 

  グスコーブドリ君 の如き哀しみ。

 古書街をしらみつぶしに探したこともある

   …二度と御眼にかかれない…

 

上野国国会図書館 国際こども図書

  閉架書庫に現存の為 閲覧可能

『イメージの裏側』フェデリコ・ゼーリ

ブック

の画像

Amazon CAPTCHA

大橋喜之訳  八坂書房

 絵画に託された寓意・隠された真意を探る

ゼーリ教授のイタリア美術解読の講演補綴本。

続きを読む

『ある男の肖像』 ロヒール・ファン・デル・ウェイデン派

アート

の画像

東京国立西洋美術館長であられた前川誠郎氏がかつて美術誌「みづゑ 1984 №930」にて紹介された館蔵品。

1430年代のロヒ-ル作と謂われるにもかかわらず疑いを表明する論者もいるという。

続きを読む

薔薇を聞く

エンターテイメント

.の画像

香 は 聞く と謂う。

 秋薔薇は、色鮮やかで 香も強いというが

それは夏の暑さを体得して

ひとまわり 花枝を伸張した

逞しい茎・枝・根の所以か

 しだいに冷たく澄んでゆく大気に溶ける芳香

 草の匂いが名残りの くゆりたつ青系の香

 おびただしい棘に護られながらも

 鬱蒼と色濃く茂った葉叢に咲く秋薔薇に

 もうはや 皐月の華やかさは ない

冬の眠りに就く前に

    神無月 雨

朽ちゆく さうび の 秋の眺め

続きを読む