エクリチュール叢書3
シュタイナーに傾倒する横尾氏の現在の作は 形を超えた抽象に赴いた。
…眞珠母の夢…
ミキモトギャラリーで個展をされていた頃
神話をテーマとし 眞珠を多くモチーフにしたこの頃の具象作品に魅かれる。
相澤啓三・春日井建・出口裕弘・高橋巌氏らの賛有り。
緑深き柩の前に佇む夢想
この作品『霧のメルヒェン』は、
ウィーン幻想派の流れか
はたまたベルギー象徴派
フェルナン・クノップフ の
『わたしは私自身に扉を閉ざす』を想起させる
* 銀座:青木画廊
3Fを覗くと、十?年ぶりに横尾作品と出逢った
…摩訶不思議…でもないのだろう
出逢うべき処で 出逢う…