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もえぎの忘備録

過去関心空間でのキーワードです

柄澤 齊 木口木版画集

の画像

Hitoshi KARASAWA The Wood-Engraving Prints 阿部出版 1991.4.11

 個展の折に 銀座シロタ画廊 で購入

1971-1991 木口木版作品が網羅

 

初めて作品を間近で観たのは確か77ギャラリー

標本箱のような箱に 美しい蝶翅を持つ 

いだきあうちいさき男女が納められていた。

 病的に繊細な線刻

それらを丁寧に辿ってゆくと 

眩暈 と 幻惑 とに苛まれ

立ち尽くす その足許 から掬われる

       異郷 銀河の果て 

柄澤氏が謂う所の 銀河の岸辺 へ繋がる

 ねじれた空間の暗い穴へと移送される

   版とは さかしまな 宇宙 

         * 

木口木版は 通常使用される板目板ではなく

木を輪切りにした板の硬い中央部を版に使用する

http://www.shinobazu.com/exhib/...

 

目黒区美術館で開かれた柄澤氏のワークショップにて

ご紹介いただいた 木口板 は

それはそれは 硬い石 のように思えた。

         * 

新版がでているもよう http://ec.abegrp.co.jp/shop/bin/...

多くの作家作品の装丁・挿画 

塚本邦雄/高柳 誠/小川国夫/出口裕弘/種村季弘/

加賀乙彦/辻 邦生/澁澤龍彦/堀田善衛/古井由吉 他

 

東京国立近代美術館神奈川県立近代美術館・栃木県立美術館・埼玉県立近代美術館目黒区美術館・町田市立国際版画美術館・新潟市立美術館 他 に作品収蔵

 

●1994年 随筆集『銀河の棺』小沢書店

贅沢にも木口木版作品が 一葉 折り込まれた美しい仏蘭西綴の装丁。

紙裏から凸版の しるし をゆび触り手触りで確かめられる。印刷・製本・紙質にも拘り抜く作家ゆえか、本文頁に使用されている紙は非常に滑らかで心地よい。

 ●2002年 小説『ロンド』東京創元社 

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 ■国立西洋美術館 イベント

 キアロスクーロ -

 ルネサンスバロックの多色木版画

 フリッツ・ルフト・コレクションの所蔵作品による

 2005年 11月12日(土)14:00~15:30

 (10月29日締切)

 「キアロスクーロ木版画の技法を推理する」

 柄澤齊(版画家)http://www.nmwa.go.jp/jp/html/...

  

■栃木県立美術館  柄澤 齊展

-宙空の輪舞(ロンド)

版画・オブジェ・水彩・本 1971-2006

2006年7月16日(日)~9月3日(日)

http://www.art.pref.tochigi.jp/jp/...

 

神奈川県立近代美術館 鎌倉館 

イメージの迷宮に棲む 柄澤 齊展

版画、オブジェ、水彩、本 1971-2006

2006年10月28日(土)~12月24日(日)

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/...